ありがとうの気持ち














きみにつたえたいことがやまほどあるんだ。


けれどそれは、かんたんにくちにだしてしまうにはあまりにおぼろげで。


ふれるとすっととけてしまう、まるでこなゆきのよう。


いざことばにしようとすると、なんだかくすぐったくて、たしかなかたちにならないんだ。



あぁこれは、なんていうのかな。


なんていえば、あなたにつたわるのかな。



からだのおくからなにかがこみあげてきて、こころのなかをあたたかなきもちでいっぱいにするんだ。


ふわふわとしてあたたかで、ここちよくて、それでいてなんだかなつかしい。


やわらかなひかりでからだもこころもみたされてる、そんなかんかく。



あなたがいまとなりでわらっていてくれることが、おれはほんとうにうれしい。



うまれてきてくれてありがとう、ゆーり。



あなたとであえたそのしあわせに、おれはずっとかんしゃしつづけるよ。


あなたがそれをしったら、おおげさだとあきれるにちがいないだろうけど。




おれにとっては、あなたというそんざいそのものが、なにものにもかえがたい、たいせつな。





貴方が愛おしくて仕方が無いんです、ユーリ。



















無料配布本に載せたおまけ

2006.3.23